月が綺麗な夜に 

昨日駅のエスカレーターに並んで上に昇っている時、眼をつぶって身体の感覚だけでエスカレーターを降りてみようとした

 

光がぱーっと入ってくるのをまぶたの裏で感じながら身体が平行になったな。。?と思って眼を開けると何段か手前だった

 

足裏に感じるあのガコン、というエレベーターと地上部の境目を感じる前に眼を開けた

 

やはりちょっと怖いんだろうなー おしい

 

 

眼に見えることを一時的に遮断して見えないものに思いを馳せてみる

 

すると不思議にも他の器官があらゆる情報をキャッチしようとする

 

ただ私はその感覚を最後まで味わえなかっただけ

 

それは怖かったから、エスカレーターでつまづいてしまうんじゃないか、転んでしまうんじゃないか、変な眼で見られるのではないか

 

そんなあれこれが邪魔をして眼を早く開けてしまった

 

 

頭であれこれ考えてしまうその前に自分の感覚を信じる
全身全霊で、つま先にまで神経を張り巡らせて

 

この時私は嗅覚まで鋭敏になれなかったけど、もしかしたら地上に近づくにつれて地上で起きているあれこれの匂いも感じ取れたのではないかな、今度また挑戦してみよう

 

 

月が綺麗な夜に

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